次郎物語
齢三十二にして初めて読みました。
全部で五部からなる、1500ページはあろうかという長編。
児童文学かと思ってたけど、著者は大人に読んでもらいたくて
書いたようだ。
実際、子どもが読むには難しいだろうけど、でもこの話は
純真無垢なうちに読まないと、心に響かない気がする。
言いたいことはわかるし、もっともだと思う。けど。
話が美しすぎるのよ。
自分を正しい道へ導いてくれる人が都合よく現れすぎなのよ。
…とつい茶々を入れたくなってしまう。
とはいえ、なかなかよい物語であります。
残念なのは未完のうちに著者が逝去してしまったために、
物語が尻切れトンボなこと。
モヤモヤする~。
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Comments
僕は小学生の時に読んで3巻で挫折しました。
Posted by: tsuyoshi | August 15, 2008 13:27
3巻ということは第三部?
そこまで読んで最後まで挫折とは
もったいない…
Posted by: chibiaya | August 15, 2008 14:21