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March 03, 2011

羆嵐

吉村昭著。

1915年に北海道の三毛別 (さんけべつ) で起きた、巨大な
ヒグマが人間を襲い食べた事件が基となっている小説。

クマが (理由があって) 人間を襲うことは知っていたけど、まさか
食べることもあるとは…!
冬眠し損ね空腹に耐えかねたヒグマは、人家には何か食べ物が
あると思って行っただけで、最初から人間を食べるつもりだったとは
思わないけど、それにしても、そんなことがあるなんて。

YouTube で現在の現場の動画を発見。

本を読んで何となくはイメージしていたけど、木々が鬱蒼とした
こんな場所を開拓して、しかも暮らしていただなんて…
ていうか、こんな粗末な掘っ立て小屋みたいなので、よく真冬を
乗り切れたものだ、ということに感心してしまう。

少し前にパンダが話題になったのを見ていてつくづく思ったけど、
クマもパンダも同類みたいなものなのに、模様に愛嬌があるか
ないかの違いですいぶん扱いに差があるもんだ。
片や 1 億円を出して、わざわざ中国からレンタルするほどの
価値があるのに (パンダ舎の改装費に約9,000万円って…)、
片や害獣扱い。クマが憐れ。

少し前に海の男はカッコイイと思ったけど、山の男もなかなか
カッコイイねぇ。

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