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April 26, 2012

毛沢東の私生活

少し前に、温家宝首相が「文革が繰り返される」的なことを
発言して、またちょっと文革に興味が出てきて読んだのが、
毛沢東の主治医だった男性が書いた「毛沢東の私生活」。
そういえば文革の本はいろいろ読んだけど、毛沢東自身の
本は何も読んでなかったな。

ちなみに、温家宝首相の発言は に詳しい。

日本経済新聞より:
「文化大革命の過ち繰り返す」中国首相、改革訴え

本を読んだ感想。
風呂に入らない、歯を磨かない、髪を洗わない、ただの不潔な人。
その印象がやたらと強い。
こんなおかしな人間が何十年も中国のリーダーとして神のごとく
君臨し、今なおカリスマ性があるのが不思議。

今、重慶で起きている事件、かなり興味深い。
ほぼ毎日、朝日新聞にこれに関する記事が載っている。
きのうの記事には「文革」の文字があった。
文革は、こんなところにも影響していたのか…!

朝日新聞から転載:
文革で辛酸 名声に執着

夫妻が出会ったのは1984年。北京大で法律を学んだ谷容疑者が、
研修で金県を訪れた時だった。
「一目ぼれだった」
谷容疑者は後に国内メディアに語っている。
薄氏は北京市党委書記を務めた高官の娘と結婚していたが、
裁判の末に離婚して、谷容疑者と再婚した。谷容疑者の父親は、
薄一波氏らと共に抗日戦線を戦った中国軍幹部だった。
だが、政府系サイトによると、父親は文化大革命で迫害を受け、
谷容疑者も小学校を中退。左官の仕事や肉食の解体を手伝った。
自活するため琵琶を学び、毛沢東の記録映画の伴奏を担当したと
紹介されている。辛酸をなめた幼少期の体験は、国外逃亡を
図ろうとして紅衛兵に捕まり、非業の死を遂げた母親を持つ
薄氏と通じる。
2 人は文革の混乱期をくぐり抜け、共に名門北京大を卒業。
その後の歩みに成功や名声への強い執着がにじむのも共通する。
01年、谷容疑者は弁護士業務から引退。関係者によると、
息子の薄瓜瓜氏の留学に付き添う形で渡英したとみられる。
この時、薄氏から弁護士業から身をひくよう強い指示があったとの
情報もある。谷氏はその後、投資顧問会社を設立するなど、
ビジネスの世界に進出。海外に不正に蓄積した財産は捜査当局が
把握しただけで、60億ドル (約4800億円) に上る。
「文革でどん底を見た女性が、薄氏との結婚を機に金や権力が
渦巻く世界に身をさらし、いろんな人間にもてはやされた。
自分を見失うのも無理はない」
90年代から谷容疑者を知る弁護士は、こう話した。

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Comments

なかなか面白い内容でした~・・・

Posted by: てるひこ | April 27, 2012 at 06:39

ある意味、成功には反骨精神というか、
ハングリー精神は必要だと思う
ぬくぬく育った人間が成功をつかんだお話はあまり
聞かないもんね…
でも、紙一重なのよね、身を誤るのも…
中々、面白かったです(#^.^#)

Posted by: 姫乃 | April 27, 2012 at 09:02

> てるひこさん
中国というのは隣国ながら謎めいていて、
私にはとても面白いく思えるのです…

> 姫乃さん
確かに。
ハングリー精神は大事です。
しかし何をどうしたら4800億円ものお金を
集められるのか??
この事件、まだまだ目が離せません。

Posted by: chibiaya | April 27, 2012 at 13:16

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