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March 11, 2015

海辺で待つ

今日の朝日新聞の「ひととき」から引用。
心打つ詩。

3・11 に
海辺で待つ

まだ帰らぬ人を待つ
海辺に立って
沖をながめやる
そっと水に手を入れる
手をつなげるように
海のどこかにいる人と
あの日、どこかへ突然に
いってしまった人と
つながるために
波が運んでくる、あの人の
声とぬくもり
波が伝えてくれる

まだ帰らぬ人を待つ
ここ3・11 の地で
じっと、
そっと、
静かに待つ
どこかにいる
鳥や、月、太陽が知っている
自分は水に手を入れて、
感じるだけだ

帰らぬ人を、
これ以上ふやしたくない
待ちたくない

戦地に人を送って

宮城県石巻市 団体職員 52歳

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Comments

きちんとお別れが出来るのなら
心の準備もあり覚悟するけど
突然の愛する人達との別れは
やり切れません
自分の気持ちを整理するのに
時間が必要だろうなあ
心打つ詩だね(。-_-。)

Posted by: 姫乃 | March 12, 2015 at 08:39

忘れられない、忘れたくない一日ですね。私の町では黙祷のサイレンが悲しく鳴り響いていました。たくさんの人が辛い思いを背負って生きていかなければなりません。本当に辛いでしょうね。。。。。

Posted by: edybody | March 12, 2015 at 21:27

> 姫乃さん
どこかの政治家に読んでもらいたいですね。
詩を読んでグッときたのは初めてです。

> edybodyさん
忘れちゃいけないと思うけれど、身近に
その形跡がまったくない今、なかなか
難しいですね…

Posted by: chibiaya | March 12, 2015 at 23:01

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